KENさんがHONDA VAMOSに新型を乗せてやってきました。
薪オーブン「しゃくれ１号」の改良型をテストします。
改良型は１号機をシンプル化。小さく軽くなって使い易く、移動がとても楽になりました。
タイヤはエアーレスになってパンクの心配もなくなり、移動時の安定も良くなりました。
キャンプ等に車で持ち出す事も考えて、タイダウンで固定できるようフックを付けました。
「しゃくれ」は勿論健在で、使わない時には分解出来ます。
本体の直径は約316mm、ボトムオーブンを廃止した分縦に短くなり、コストダウンできました。
窓には４ｍｍ厚の耐熱ガラスを使用。
大きなオーブンも健在。色んな料理が楽しめます。
焚火口「しゃくれ」。ここから火を入れます。
奥に光って見えるのは、内側に巻いてあるステンレス板。
直火による素材への悪影響、劣化を軽減します。
煙突の取り付けを真ん中から前方へ移動した訳は↓
やかんを乗せてお湯を沸かしたり、カレーやシチューをコトコト煮込んだりできます。
ハンドルは転落防止の役割も。
しゃくれ上の本体を切りこんで、網を乗せやすくしました。
１号機と変わらず、火を着けると炎も煙もどんどん吸い込みます。
オーブンに温度計を入れて、庫内温度を計測。
庫内温度は３００℃振り切りました。十分温度が上がってから調理を始めてください。
後のテストで４００℃を越える事が分かりました。
今回は重点的にピザをテスト。十分温度を上げてから焼き始め、途中で１８０度回すと上手く焼ける事が分かりました。
アルミホイールや皿のまま直に置くと焦げるようですね。魚焼網に乗せるとか、床から少し上げる工夫が必要です。
海老もパリッとジューシーに。遠赤外線で焼くので、直火とは一味違います。
手羽先や鶏ももなんて最高です。里芋もホクホク！
「しゃくれ」がこのオーブンのいいところで、網焼きができたり焚き火気分を味わえたり、とてもお勧めです。
やかん乗せていれば、いつの間にかお湯が沸いています。
チョットした庭があれば、好きな時に持ち出して楽しむ事ができます。
１号と比べて、煙突の位置を換えたり、炎の通路が変わったりして心配でしたが、全て順調でした。