'01WR250F にバッテリーを積みたいという事で仕事お請けしました。
灯火類は全て、半波整流のAC仕様になっています。
ハーネスがベースを潜っているので分離する必要があります。
ライティング用の線はハンダを溶かして分離すればいいけど、
点火用の線はセメントでガチガチに固めてあるので、強引に剥がすと点火コイルを損傷するリスクがある。
で、ビニール線を切断してベースから分離する！
解きました。途中の写真は無し。
鉄のステーター本体に、樹脂製のカバーを被せて絶縁している。
銅線とビニール線の接点を裏で繋ぎ、ベースに落として半波整流としている。
バッテリーを積むには、このアースを外して全波整流に巻き直します。
ノーマルと比べて大幅に巻き数アップ！
切断していた点火用のビニール線を繋ぐ。①スプライスで繋ぎハンダ付け、②収縮チューブ、③エクシルチューブ で絶縁保護。
ベースに噛み込まないように注意して取り付けます。
６Pカプラから黒（アース）線を抜き取り、黄色と一緒にレギュレーターへ立ち上げます。
最後に抵抗値を計って、巻き直しは終了しました。
バッテリーを積むために必要な、レギュレーターとメインスイッチを結線図と一緒に返送します。
ここから先はオーナー様の仕事です。頑張ってやってください。ご成功をお祈りします
ACGコイル巻き直し＝￥25300
バッテリー用レギュレーター（６Pカプラ・端子付き）＝￥11500
メインスイッチ（結線図付き）＝￥4400