WOODS PROS の強化ステーター（AC90W、DC70W）を積んだＸＲ４００Ｒです。
３年ほど前、この車両にバッテリーを搭載しましたが、車検時にヘッドライト光量がギリギリで毎回不安・・・
安心して車検に臨みたい・・という事で、コイルを巻き直す事になりました。
このステーターは、ノーマルと同じようにACとDCに分けて、ノーマルより太い線で巻かれています。
ノーマルよりは随分出力は出ているものの、やはりAC,DCを統一して１系統に巻いたものに性能は及びません。
ノーマルのステーターが残っていたので、WOODS PROS は分解せずに、
こっちのノーマルを解いて巻き直します。
左が WOOD FAMILY PowerStater、右が WOODS PROS
線径も巻き数も違います。
巻き直し後は全ＤＣ回路に結線変更。
バッテリー対応のレギュレートレクチ（左）は前回バッテリーを積んだ時に変更してあり、
万一バッテリーが駄目になった時の為に、ノーマルのレギュレクチ（右）も使えるようにしています。
ライトの明るさは、ノーマルレクチ（バッテリーレス）では、車検ギリギリの光量でした。
ヘッドライトユニットは、車検も安心な国内仕様のＸＲ４00Ｍ用を、
オーナーさんがヤフオクで落札してきました。
全ＤＣ化したことで、ヘッドライトが点きっ放しになるので、メインスイッチが必要になります。
灯火類だけでなく、キックを踏めば掛かっていたイグニッションもON/ＯＦＦ。
コイル巻き直して出力アップしたＡＣＧにより、100W以上の点灯能力ができました。
今回の目的である「安心して車検を受けたい」という希望は達せられました。
今回の費用は、ＡＣＧコイル巻き直し ＝ \27500
メインスイッチ ＝ \4400
ヘッドライト、メインスイッチ取付、車体回路変更 ＝ \22000
合計 \53900でした。