逆輸入のXR400Rにバッテリーを搭載する。

ED仕様のXR400Rにバッテリーを乗せたい・・という依頼です。






ナビとかグリップヒーターとか取り付けたいということです。






ステーターはWOODS PROSの強化タイプに交換してありますが、
ノーマルと同じACとDC2系統のタイプで、レギュレーターも2個のまま。

全AC(又はDC)タイプよりは性能は劣りますが、AC点灯のヘッドライトはそこそこ明るいし、
何よりも車体の電気回路を変更することなく、ステーター交換だけで使えるメリットがあります。

出力を調べた結果、DC側はこのままでも希望の電力が得られる事が分かりました。






しかし・・・AC点灯では、ヘッドライトの光量は毎回車検ギリギリという事で、
写真のH4タイプNSR用にに交換したけど、このユニットでは光量大幅不足で車検はNGらしい。
(お客様データ)




 

さて、バッテッリーの搭載ですが、問題がなければできるだけ小さい方が積みやすい。
最小サイズバッテリーBOXを特注して左サイドに取り付け。

ステンレスバッテリーBOX \16500




 

バッテリー対応のレギュレーターに変更し、合わせて回路も変更。
既存のレギュレクチも残して、ソケットをつなぎかえるだけで
簡単に元に戻せるようにしておきます。

レギュレートレクチファイヤ \11000






とりあえず、ご希望の仕様に出来上がりました。
あとは、車検ギリギリのAC点灯ヘッドライトを何とかしたいものです。

今回はACGコイルの巻き直しは無し。