ノーマルのままではやはりライトは暗く、ＨＩＤは１時間程度でダウンする。
左は250Xパワーステーター（巻き直したもの）。右が450Xノーマル。
450の方は10極あって大きいが、線径も細くまともに巻かれているのは６極のみ。
しかもＤＣ（バッテリーチャージ）用は1極のみで充電能力はとても低い。
厚みはWR250Fより若干厚く、CRF250Xより若干薄い。
エキサイタコイル２極を残して、巻かれていた６極を解きました。
左ノーマル、右パワーステーター。
空だった４極を含め、線径をアップして10極全部コイルを巻きました。
当然の事ながら、性能は劇的にアップします。
巻き直し工賃は⇒\25300
コイルを巻き直し、全直流仕様にする為には、
レギュレーターと車体回路の変更が必要になります。
レギュレートレクチファイヤ
カプラ、端子、結線図付き ⇒ ￥11000-
オーナーさんからテストデータが届きました。
| バッテリー電圧テスト | ||||
|---|---|---|---|---|
| ＥＧ回転数（推定） | ヘッドライト消灯 | ３５Ｗ点灯 | ６０Ｗ点灯 | ８０Ｗ点灯 |
| アイドリング | 14.45V | 14.1V | 13.5V | 12.5V |
| 3000rpm〜 | 14.5V | 14.2V | 13.9V | 12.6V |
| 5000rpm〜 | 14.5V | 14.2V | 13.9V | 12.7V |
ウムム・・・これはかなりいいデータではないでしょうか・・・
提灯のようなヘッドライトだったのが、HIDは余裕でOK！H４も60Wは余裕。80Wまでは何とか大丈夫でしょう。
ベストと思われる線径のを持っていなかったので、やや太めで巻いたのですが・・・
案外この太さで良かったのかも知れません。オーナーさんにも満足して頂きました・・・
ちなみにWR250F（右端）とも比較してみました。左250X、真中450X（ノーマル）。