なかなか難しいCRF250Xの電装チューニング。
HID搭載を前提に巻き直し、満足できる結果を得ました。
本当に暗いCRFのヘッドライト。どうにかしてよ・・・って声はあちこちで・・。
本当に小さいステーター。外径僅か62ｍｍ。テープで保護されているのでとっつきにくい・・・
ノーマルは、ACとDCの２回路に巻いてあるので、これをDC１回路に巻き直します。
巻き直したのが左側。右は解いて空のステーター。
巻き直し工賃は\25300
⇒ 
左がノーマル、右がパワーステーター。
解くときに黒い接点保護材がピロピロしてムカつくとです・・・。
ＡＣとＤＣの２回路を１回路に統一。
線径が細いので、ワニスで固める事が大切ですね。
小さいけど見かけによらずパワーを発生します。
全DC回路に変更するので、レギュレーターは交換が必要です（左がノーマル）。
同時に車体回路も１回路に変更が必要で、この辺のスキルは要求されます。
レギュレートレクチファイヤ \11000
発電した電気は直流に変換され、全てバッテリーへ供給されます。
ヘッドライトの点灯能力は、35Wから60Wにアップしました。
HIDの搭載もOKです。
| 電圧テスト（初期電圧12.7V） | ||||
|---|---|---|---|---|
| EG回転数（推定） | ライト消灯 | 35W点灯 | 上下同時点灯(70W) | 60W(H４) |
| 1500rpm | 14.52V | 12.67V | 12.35V | 12.02V |
| 3000rpm | 14.54V | 13.85V | 12.60V | 12.15V |
| 5000rpm | 14.54V | 14.31V | 12.65V | 12.20V |
上記のデータを見ると、上下同時点灯（70W）よりも、H４単独60Wの方が消耗するらしい・・？
（但し、別の車両、別のH４バルブでは、ほぼ同じ数値を計測）。
※．測定電圧はバッテリーの初期電圧で変わってきます。
新品のバッテリーで満充電状態なら、更に数値は良くなります。